まぁくつぅ >> タツノコアニメ特集 >> 未来警察ウラシマン

[URASHIMAN〜THE FUTURE POLICE〜]
過去・現在・未来へと続く物理法則に逆らって、過去から未来へ転移する事をウラシマ・エフェクトといい、その時の影響によって超能力を身につけた者を、人はウラシマンと呼んだ…けどね。

未来警察ウラシマンのちょっと残念な点は?

スポンサーの意向でストーリー変更を余儀なくされた点に付きます。当初、『リュウとフューラーは同一人物』のセンで行く予定だったのですが、そこへ『正義の若者と悪の犯罪組織の総統が同一人物というのはマズイのでは?』とスポンサーサイド(バンダイ?フジテレビ?)から横やりが入り、『同一人物』は取りやめになってしまいました。
未来にタイムスリップしたリュウが年老いた(犯罪組織総統の!)自分自身に出会った、というのは、物語前半で結構伏線が張って有って、総統フューラーはやたらとリュウに会いたがるし、ルードビッヒには『ウラシマンを無傷で掴まえろ!』と厳命するし、二人の肩には同じ傷が有るし、…やっぱりもったいないなぁ。
『同一人物』を取りやめた後は、『1983年のリュウは、街角で偶然青年科学者フューラーと出会い(フューラーは不老不死の研究をしていたが、研究の副産物で人を自由に操る装置を作ってしまい秘密警察に追われていた為)リュウもこれに巻き込まれる形で警察に追われ、(フューラーの実験の影響で?)2050年の未来へタイムスリップしてしまう。』に変更されています。
これはこれで平和に終って面白いのですが、『同一人物の話』の方が、SF的にはもっと話が大きくなったのでは?と残念な気もします。

物語前半で出てくるリュウ&クロードの装甲服(?)バトルプロテクターですが、物語途中からあまり出なくなります。スポンサー・バンダイでのバトルプロテクター商品化の話が無くなった影響です。商品イメージに左右されず自由に話に使えそうなものですが、そういう訳にもいかないみたいです。

まぁくつぅ >> タツノコアニメ特集 >> 未来警察ウラシマン